神奈川県座間市相模が丘1丁目25番1号 リビオタワー小田急相模原 コモンズざま1F

永井整形外科

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診療案内

日本整形外科学会認定整形外科専門医がいるクリニックです

日本整形外科学会認定整形外科専門医は、運動器の病気やけがを治療し、健康を守る専門家です。
運動器とは骨、関節、靱帯、筋肉、脊椎脊髄、手足の神経・血管などをひとまとめにした呼び方です。
新しい医学を取り入れ、その医療を皆さまに提供するように努めています。
手、足や背骨などの身体に痛みがある場合や、けがをした時には、早い機会に、整形外科の診察と治療を受けましょう。
運動器の健康に気をつけて、幸せで元気な生活を送れるよう心がけましょう。

日本整形外科学会認定整形外科専門医とは

  • 6年間大学医学部(医科大学)で、解剖学や病理学などの基礎医学と、内科学や外科学などの臨床医学等、医学全般の教育を受けて卒業しています。
  • 医師国家試験に合格して医師免許免許証をもっています。
  • 医師になった後、日本整形外科学会に入会して6年間の研修を受け、専門医試験に合格しています。

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整形外科で診る症状

腰痛、ひざ関節痛、肩関節痛、他の関節痛、頸部痛、肩こり
しびれ(上肢・下肢)、神経痛、坐骨神経痛、関節の腫れ・変形、筋力低下
けが(外傷)による四肢・体幹(手足・胴体)の痛みなどがあります。
頭・顔を除く首・頸椎以下の部位すべての骨・関節・筋肉・神経・靭帯・腱等の運動器の症状を診ます。
中には、内科的疾患や脳神経外科・神経内科・婦人科・精神科的疾患等が隠れている場合がありますので慎重に見極め判断します。
まずは、当院にお越しください。

〇エコー(超音波検査装置)を用いた診断・リハビリテーション

レントゲンによる骨・関節などの診断だけでなく、被曝の心配がなく、優しいエコーを用いて、骨・軟骨・筋肉・腱・靭帯・神経などの状態を詳しく診断します。
またリハビリテーションでは関節・筋肉を動かしながらエコーのライブ画像で動態評価します。スポーツ外傷などではより有効です。
エコーのライブ画像を見ながらの診断や関節内注射、ハイドロリリース※などを危険なく行える、比較的新しい治療方法も取り入れております。

※ハイドロリリースとは、エコー画像を見ながら注射針先端を正しい位置まで挿入し、生理食塩水(ハイドロ)やごく低濃度の麻酔薬を注入、痛みの原因となっている筋膜・筋肉・神経・靭帯・腱などの癒着をはがす(リリース)ことで組織間の滑走を改善させます。うっ滞していた患部の血流が改善する事で組織に栄養が運ばれ作用が高まります。頑固な肩こりなどにも作用があります。

〇手術適応、入院適応に対する紹介システム

2020年4月に開院し、それまでの「総合病院の外科の医師」から「街のクリニックの医師」となって気づいたことがありました。手術という治療手段で、さらなる改善が望める方でも、「手術が怖い」とか「もう高齢だから」といった理由からあきらめている患者さまが多いという現状です。そして残念なことに手術の時期を逃がしている患者さまも多くみます。しかし手術を行うことで、日常生活(ADL)が楽になり生活の質(QOL)が改善するのです。
生活動作に悪影響を与えるけが・骨折・加齢などによる変性疾患(変形性関節症など)・神経疾患・そして麻痺や頑固な神経痛が現れる脊椎疾患に対する治療を、急性期病院勤務で手術治療を中心に勤めてきた経験があり、さらに近隣の外科の医師(整形外科)と連携をとれる事から、外科の医師として手術適応、そして何より手術時期を判断し患者さまに推奨できます。診断の結果、手術や入院治療が必要な患者さまは、患者さまの希望に応じ紹介いたします。幸いにもこの地区は整形外科の各疾患の患者さまに合った手術、入院治療を受ける事が可能な病院が多くあります。患者さまがどこに行っていいかわからない場合は、こちらから外科の医師を紹介致します。紹介の際は責任をもって紹介状作成(画像を含む)、また受診の仕方・案内を看護師より個別に丁寧に行います。
納得のいく状態で気持ちよく自信をもって手術を受けていただきたい。そして手術を受けない患者さまは当院の理学療法を中心とした保存治療でしっかり対応させていただきます。また手術した患者さまも術後の急性期治療を終了後、希望があれば責任をもって執刀医と連携をとり、術後リハビリテーションを当院で行わせていただきます。当院のリハビリテーションは、急性期病院で術前・術後の治療経験のある理学療法士を揃えているのも特徴です。
他院で勧められたが手術するべきか悩んでいる患者さまも、まずは当院にお越しください。

〇骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断と治療

加齢や女性の閉経後におとずれる骨代謝の不良から骨粗鬆症(骨がスカスカになり骨強度が低下する)になるケースが多くあります。骨がもろくなる事により関節の痛みが生じたり、またちょっとしたけがで骨折しやすく、知らないうちに骨折している「いつのまにか骨折」をしてしまうこともあります。
この骨粗鬆症が原因の骨折・痛みは、健康状態や身体機能に大きく影響します。
背中が曲がったり、四肢の骨折で手術を要す可能性が高くなり、これがいずれは寝たきりの原因になり介護が必要になります。以前は脳卒中(脳梗塞・脳出血)が介護の原因でしたが、内科の先生の努力や健康ブームによる生活習慣病の予防作用で減少傾向にあります。また発症しても脳外科の医師・神経内科の医師の対応で麻痺・後遺症が少ない印象です。一方で骨折・転倒、関節疾患という整形外科に関連する疾患が介護の原因として多くなりました。日本人の平均寿命は女性87歳、男性81歳と更新しましたが、健康寿命は女性74歳・男性72歳です。健康寿命とは元気に自立して過ごせる期間の事です。要するに健康寿命は平均寿命より女性で13年・男性で9年短く、この間が自立した生活ができない介護状態の期間になるわけです。この介護の期間を短くし『元気に自立して日常生活を送ることができる健康寿命』を伸ばし充実した生活を長く維持するために、介護の原因となる骨折・関節疾患を減少させる骨粗鬆症の治療が重要となります。まずは当院で骨密度検査をしていただき、骨粗鬆症状態ならできるだけ早期に治療を受けてください。

そしてこれに密接に関係する「ロコモティブシンドローム」「サルコペニア」「フレイル」※と、まだこの聞きなれない状態も介護状態を招く原因です。これらを予防・治療する事も急務でこれからの治療になります。主に整形外科の医師が担っていく治療と考えます。

※ロコモティブシンドローム・サルコペニア・フレイル

ロコモティブシンドローム
運動器の障害の為に移動機能(歩行障害等)の低下をきたした状態
ロコトレ(ロコモーショントレーニング)で予防します。

サルコペニア
加齢や疾患により筋肉量が減少し、全身の筋力低下および身体機能の低下が生じる状態
食事の量や栄養のバランスが悪い事を改善したり身体を動かして運動量を増やすことで、筋肉量の維持・改善をはかります。

フレイル
加齢に伴って身体機能や予備機能が低下した状態『高齢による衰弱』
健康な状態と介護状態の中間に位置する状態、フレイルであれば早めに介入すれば再び健康な高齢者になれます。

骨粗鬆症の治療や.少しずつ皆さまの耳にする事が増えてくるロコモティブ症候群・サルコペニア・フレイルのまだまだ確立されていない医療は、高齢者の自立した生活、更に買い物旅行、スポーツ、レクリエーション等の充実した楽しい生活を長くおくる為には重要となります。しいては少子化の進む日本の次世代の子供達に、今後更に進む高齢化社会の介護問題でできるだけ負担をかけさせない為にも、高齢者の皆さまに元気に自立した日常生活を送っていただき、介護状態から遠ざける事も我々世代が担う重要な医療と考えます。

〇クリニック外での地域医療の取り組み

座間綾瀬医師会に所属し地域の座間市の学校医・座間市休日急患センター休日日直当番・現在は新型コロナワクチンの座間市集団接種会場での協力を担っております。
そして何より力を入れているのが座間市内の災害時医療活動として大規模災害時の救護所設置と救護所内の備える事です。市と医師会をリードし務めていく所存です。
街のクリニックとしてだけでなく幅広く地域医療活動に貢献する事に努めます。
クリニック以外でも皆さまとお会いできる事があるかも知れません。その際は何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

当院で対応できる症状

骨折や捻挫などの外傷(けが)

上肢、下肢や体幹部の骨折、捻挫などの外傷(けが)

関節の病気リウマチ

股関節、膝関節、足関節、肩関節、肘関節、手関節などの加齢性の関節症、リウマチや外傷(けが)など

脊椎脊髄の病気

頸椎、胸椎や腰椎部の痛み、変形、下肢のしびれや麻痺、骨粗鬆症、脊椎の外傷(けが)など

上肢の病気

肩部、肘部や手指の痛み、変形、運動障害、しびれや外傷(けが)など

下肢の病気

股関節部から足先までの痛み、変形、運動障害、しびれや外傷(けが)など

スポーツ障害

青少年の野球やサッカーなどのスポーツに伴う外傷(けが)や痛み、および中高年者のレクリエーションスポーツやウオーキングなどに伴う痛みなど

小児の整形外科範囲の病気

小児の脊柱変形、上肢、下肢の変形や先天異常、歩行障害や関節の痛みなど

骨関節筋肉などの腫瘍

小児から高齢者までの、上肢、下肢、や体幹部の腫瘤や痛みを来す腫瘍性の病気

リハビリテーションとは?

リハビリテーション

リハビリテーションとは、けがや病気によって生じる痛みや、それに伴う身体機能(筋力・柔軟性・姿勢)の低下の改善を行う療法です。大きくは運動療法と物理療法の2つに分かれます。

物理療法とは?

物理療法とは、医療機器により、熱・水・光線・電気等により、痛みの緩解・循環改善・リラクゼーションを行う療法です。運動療法の組み合わせで、より治療作用の期待ができます。

当院の運動療法とは?

当院では、理学療法士による運動療法に力を入れております。理学療法士は国家資格者であり、身体づくりと生活動作の専門家です。また、当院の理学療法士は、認定理学療法士(運動器)などの資格保有者も在籍しております。認定理学療法士(運動器)とは、骨折、外傷、骨関節疾患などによる運動器障害の理学療法に関する知識と技能を習得し、一定の経験を有し、速やかに実践することができるものとなっています。
理学療法士は、医師の診察の元、痛みや身体機能低下などの症状に対して、徒手療法や運動療法などを行い、症状や身体機能の改善を目標に介入を行っていきます。手順としては、理学療法士による病歴等を伺う問診から始まり、レントゲンや理学所見(関節可動域や筋力等)などの評価を行っていきます。これらの情報を基に、治療プログラムを立て、徒手療法(ストレッチ等)や運動療法、筋力強化練習、バランス練習等を行います。また、必要に応じて、超音波診断装置(エコー)を用い、患部の動態を画像で評価し、詳細に状態を把握したうえで、医師とディスカッションを行いながら、理学療法の提供を行っています。
その他にも、当院では物理療法機器を豊富に揃えており、物理療法も併用してリハビリテーションを行っていきます。

運動療法

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